出演者

石毛佳世子

石毛 佳世子

女優を目指していた学生の頃、大女優、森光子に舞台裏で声をかけた事が運命の始まり。

東京アナウンスアカデミー、劇団「たんぽぽ」を経て、劇団「現代座」に35年在籍。

80年代に全国公演で一世を風靡したミュージカル 「星と波と風」 でミクロネシア諸島の島民を演じ、その演技力の広さを発揮した。

数多くの舞台に立ち、舞台経験は2700ステージを超え全国に多くのファンを持つ。

現在はフリーとして、NPO劇団の俳優や、多くの劇団の客演で舞台に立ち、市民

ミュージカル制作サポート、朗読、演技指導なども行なっている。

昨年 上條恒彦氏との共演ミュージカル「しあわせのタネ」に出演、大好評につき

今秋再演予定。

谷内孝志

谷内 孝志

高校時代から合唱部で活躍、また、ギターの名手としても知られていた。

意を決して演劇界に入り、いきなりデビュー作 「オモチャの青春」の舞台でコミカルな演技と歌唱力で脚光を浴び、その後ミュージカル俳優として活躍。

長年、ミュージカル劇団 「ふるさときゃらばん」 のステージで、看板俳優として常に主役を演じてきた。

男らしい太い声、時には甘い、その広い音域での歌声と迫力あふれる演技に日本全国にファンが多い。

現在はフリーとして、コンサートやミュージカル出演、演出、そしてコント脚本執筆なども行う。

熊倉正博

熊倉 正博

炭鉱夫と言う異色な経歴から舞台の世界へ入り、すでに45年以上。

北海道から沖縄までの公演経験を持ち、舞台一筋で生きてきた。

全国に熱烈なファンを持ち、彼を目指して俳優になった者も数知れず…。

また、山田洋次監督の映画にも、たびたび友情出演している。

「この作品のテーマを知り、関わらないわけにはいかない!」と、

主宰する「花かご」のメンバーを引き連れての参加。

ギターの名手でもあり、今回作曲の岡田京子さんの音楽担当と演奏、

そして出演をこなす。

中村 保好

劇団 「現代座」でのキャリアは40年を超える。10年間の裏方修行から大ヒット作 「出航」 (※統一劇場作品)での当たり役、

「漁師のどんちゃん」を演じ、注目を浴びる。常に脇役として舞台に立ち続け、その出演は40作品を超える。

昨年~今秋上演の「武蔵野の歌が聞こえる」(木村快 作)での農民役が好評。

誠実で、時にはコミカルな役を演じる名脇役として貴重な存在。

敬虔なクリスチャンであり、ロンゲラップの人々の信仰心にも強い共感をもってのぞんでいる。

小出 小百合

小出 小百合

長野県松本市出身。

新演劇人クラブ・マールイ・シアター2+1等を経て、子育て休業中は朗読・司会・FM西東京・むさしのFM・調布FM等で活動。

主な舞台は 「ベニスの商人」シアター2+1 「十二夜」 「犬の心臓」劇団クロニクル 「アマノン国往還記」堤真一主演 「ゆかいな探偵おかしな女優」など。

昨年は上條恒彦、石毛佳世子共演の「しあわせのタネ」でコミカルな役を演じる。 

菅原 司

菅原 司

山形県鶴岡市出身、日大芸術学部卒業。

「東京演劇アンサンブル」を経て「グループ演劇工房」などを経て、

現在は語り部集団「木偶坊」を主宰。

宮沢賢治、藤沢周平などを原文のまま芝居仕立てで語る。

都内で開催されるこの企画は、常に満員になる盛況ぶりで、根強いファンを持つ。

山田洋次監督映画「たそがれ清兵衛」では出演及び山形弁(庄内弁)方言指導を担当、山田映画の時代劇では、欠かせない存在でもある。

その他「隠し剣鬼の爪」「武士の一文」「かあべえ」などに出演。

舞台歴は50年を迎える。 

川口 圭子

川口 圭子

京都教育大学卒業後、劇団新人会、演劇集団「五色の花」を経て、現在プロダクション「タンク」所属。

これまで、「ガラスの家族」、「五代のラブレター」 ※以上、新人会

「恋歌」「夜の鶴」 ※以上帝国劇場

その他、銅鑼、東京芸術座など数多くの舞台に立つ。

また、NHK「春日局」「純情きらり」「新トーキョー人の選択」、TBS「渡る世間は鬼ばかり」などの番組にも多数出演。

洋画の声優もこなし、日本舞踊花柳流師範名取でもある。

川口 圭子

酒井 孝宏

法政大学在学中より自身プロデュース劇団を旗揚げ、加藤健一事務所俳優教室入所。劇団カデンツ、劇団従紀の奏、現代座プロデュース公演など数多くの劇団に参加、2008年「ギィ・フォワシィ演劇コンクール」にて優勝、

多摩演劇フェスティバル20周年記念公演「じきに見える星」では演出を担当。そろそろ演劇人生30年を迎える。その他、脚本執筆などをこなす。

自身のホームページ: http://homepage3.nifty.com/tokinosou/t/

花かご

花かご

( 熊倉 正博、真知 尚子、木村 康恵、山田 佳代子)

2012年正月のNHK番組 「ガレキに立つ黄色いハンカチ山田洋次 震災と向き合う」 の中で子どもたちを励ましたいとの

思いで人形劇で被災地の保育所や避難所を訪れていることが取り上げられました。

山田監督は 「熊倉正博さんやその仲間たちは心の底から観客たちの幸福を願って生きていて本当に素敵だ」 と語りました。

結成32年目を迎える花かごが、「マーシャルの子ども達のため」 と、特別出演をしてくれます。

ホームページ:http://hanakago55.jimdo.com/


その他出演:稲川 恵子・松山 千穂


スタッフ

音楽 岡田 京子

原 太郎氏、清瀬 保二氏に師事。

「わらび座」「新制作座」「統一劇場」「現代座」などの音楽を

担当。

山田洋次監督の映画「同胞」でも音楽を担当した。

アコーディオンを手にした「うたの旅」で全国を歩き、

2006年より庶民の勉強の場「めだか大学付属寺子屋」を主宰。

作曲家としてのキャリアは60年を迎える。

現在も、音楽、歌、合唱の指導などで全国を飛び回っている。

著書に「うた あんぎゃ」「誰でもみんな音の種を持っている」

(いずれも同時代社)がある。

今回は、以前ミクロネシアに訪れ、民族音楽を訪ねた経験を活かし、マーシャルの生活感ある楽曲を提供していただきました。

松本真理子

演奏 松本 真理子

すべて生演奏のこの舞台で欠かせぬ存在。アコーディオンの名手であることはもちろん、舞台の流れに沿って演奏する腕は右に出るものがいない。

それは元々舞台女優を目指していたことから、俳優の気持ちやストーリーの流れなどが良く分かるからこそなせるわざなのでしょう。

作詞、作曲、自ら演奏しながら唄うなど多彩な才能を開花させている。

武本匡弘

脚本 武本 匡弘

プロダイバーとして、30年以上、国内外の海で潜り撮影、取材等を行ってきた。

2010年より一年間、上関原発建設予定地の海~祝島海域の海に潜り、四季の海の変化を撮り続けた。

奇しくも、潜水最終日が2011年3月11日だった。関東各地にて写真展、講演会などを開催。

また、レジャーダイビング界での各指導書、教則本、安全マニュアル、論文などの執筆は100を超える。

01年 「海の中から地球が見える」(NPO自主出版) 脚本は環境をテーマにした「明日に残すもの」 「海は泣いている」に続き3作目。

演奏:松本真理子&TheよさんさくげんBand

照明:渋谷 博史

音響:丸山 昌彦

振付:小澤 薫世

このお芝居の脚本は、写真絵本「ふるさとはポイズンの島」渡辺 幸重・文/島田 興生・写真 旬報社

「ふるさとにかえりたい~リミヨおばあちゃんとひばくの島」羽生田 有紀・文/島田 興生・写真 子どもの 未来社

厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財 対象:小学校高学年)

「還らざる楽園」 島田 興生 小学館 をもとに書き下ろしました。